【部位別】アートメイクのアフターケア方法とダウンタイム中の注意点

様々な美容施術と同じように、アートメイク施術後にもダウンタイムがあります。
アートメイクで注入したインクを綺麗に定着させるには、ダウンタイム中のケアが最も大切です。

アートメイクのアフターケアって何をすればいいの?」「いつまでケアが必要なんだろう」と悩んでいる方に向けて抑えておきたいポイントを徹底解説します。

眉やアイライン、リップなど、施術箇所ごとにできるケアも合わせてご紹介していますので、参考にしてみてください。

この記事でわかること
・アートメイクのアフターケア方法
・ダウンタイム中の症状とアフターケアのポイントを部位別にご紹介
・ダウンタイム中の注意事項

アートメイクのダウンタイムとは?

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ダウンタイムって整形した後の回復期間を指すと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

実はアートメイクにもダウンタイムがあるんです!

ここで詳しく解説して行きますね。

アートメイクのダウンタイムとは

ダウンタイムとは、アートメイクによって傷ついた皮膚が治るまでの期間のことをいいます。
アートメイクのダウンタイム期間は約1週間程度です。

ただし、ダウンタイムは代謝の違いや施術者の技術、ダウンタイム期間中の過ごし方によっては長引くケースも。針で注入した色素をきれいに定着させるためには、ダウンタイム中の注意点を守り、適切なケアを行うことが必要です。

施術直後は刺激を受けやすいため、乾燥したり、赤み腫れ痛みを感じる方もいらっしゃいます
ダウンタイム中は、施術部位にかさぶたができます。
傷が治るにつれかさぶたは自然に剥がれ落ち、色も肌になじむように定着しますので安心して経過を見ておきましょう。

アフターケアが重要なのはなぜ?

色素を定着させるため

ダウンタイム中は色素を入れたばかりなので、まだしっかり色が定着していない状態です。
そのため、ダウンタイム中のケアを怠ると、せっかく入れた色素が落ちやすくなってしまいます。

感染症を防ぐ

アートメイクは肌を傷つけています。
普段の肌の状態に比べて非常にデリケートな状態なので、傷口から感染症を起こしてしまうリスクがあります。
そのため感染症予防は大切です。

このように、アートメイクは施術が全てではなくアフターケアも重要になってきます。

アートメイクのアフターケア方法

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ここからは、アートメイクのアフターケア方法をご紹介します。

ワセリンをこまめに塗って清潔さと保湿を保つ

アートメイクの施術後は、クリニックよりワセリンが処方されます。
ワセリンは最低でも3日、できれば1週間程度こまめに塗ることをおすすめします
「ワセリン塗布による皮膚保湿時間の検討」の研究結果では、「ワセリン1gを6時間ごとに塗ることで保湿効果が期待できる」とされています。

参考:「ワセリン塗布による皮膚保湿時間の検討」-医療法人社団健育会 西伊豆病院

それぞれのライフスタイルで異なりますが、朝・昼・夜のタイミングで1日3回を目安にすると、おおよそ6時間間隔で塗布できます。
ただし、クリニックによっては、処方されたワセリンを全て使用するよう指示されることもあります。
必ず医師の指示に従って使用するようにしてください。

ワセリンを塗ることで肌の乾燥予防外部刺激から保護するといった効果があります。
そのまま放置していると、肌が乾燥してかゆみが出てしまい、傷口を触ると細菌が入って症状が更に悪化することも。
また、ダウンタイム中はインクが肌に定着していないため、ワセリンを塗ることで色素が流れ出ないよう保護する役割も担っています。

施術箇所に刺激を与えない、触らない

ダウンタイム中は、施術箇所になるべく刺激を与えないようにしましょう。
かさぶたが気になり無理に剥がすと、傷の治りが悪くなったり出血したりとダウンタイムが長引く可能性があります。

例えば、眉アートメイクだと前髪が当たるだけでも刺激になり、清潔に保てないことも考えられます。
前髪をピンで留めるなどして、なるべく施術部分を隠さずに過ごしましょう。

赤みや腫れは「冷やす」

施術箇所に赤みや腫れが出たら、清潔なタオルや保冷剤を当てて冷やすと症状が緩和されます。
アートメイクは施術後2~4日経過すると、赤みや腫れ、かゆみといった症状が出るケースがあります。
冷水で濡らした清潔なタオルや、保冷剤をラップで巻くなど清潔さも意識しながら対応するようにしましょう。

アートメイクをした翌日の過ごし方

施術直後から始まるアフターケアは、仕上がりの美しさに大きく影響します。

特に翌日は、施術部位のケアが最も重要です。

アートメイク直後の肌はどうなる?

アートメイク直後の肌は、小さな傷がたくさんある状態です。

施術部位は赤みや腫れ、熱感を感じる場合もあります。

また、施術部位だけでなく、周辺の皮膚も敏感になっているため、丁寧なケアが必要です。

アートメイク翌日の過ごし方

1. 洗顔は控えめに

  • 施術後24時間は、洗顔は避けましょう。
  • 24時間以降は、ぬるま湯で優しく洗顔し、こすらないように注意してください。
  • クレンジング剤や石鹸の使用は、医師の指示に従いましょう。

2. 保湿を徹底する

  • 乾燥は色素の定着を妨げるため、こまめな保湿が大切です。
  • 医師から処方された軟膏やクリームを、清潔な手で薄く塗布しましょう。
  • ワセリンも保湿効果が高いので、使用できます。

3. 患部を触らない

  • かゆみや痛みを感じても、患部を触ったりこすったりしないようにしましょう。
  • かさぶたができた場合は、無理にはがさないでください。自然に剥がれるまで待ちましょう。

4. 直射日光を避ける

  • 紫外線は色素の退色を早める原因になります。
  • 外出する際は、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどして、施術部位を保護しましょう。

5. サウナや激しい運動は避ける

  • 汗をかいたり、体温が上昇したりすると、色素が定着しにくくなる可能性があります。
  • 施術後1週間程度は、サウナ、温泉、激しい運動は避けましょう。

6. メイク、クレンジングは控える

  • 施術部位にメイクをすることは、感染のリスクを高める可能性があります。
  • メイクは控えるだけでなく、クレンジングも施術部位への刺激となるため、避けましょう。

7. 規則正しい生活を送る

  • 睡眠不足やストレスは、肌の回復を遅らせる原因になります。
  • 十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけましょう。

その他の注意点

  • 施術部位に異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。
  • 施術後、数日はアルコールの摂取は控えましょう。
  • 眼鏡をかける場合は、フレームが施術部位に当たらないように注意しましょう。

ダウンタイム中の注意事項

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施術箇所は濡らさない

「清潔にしなければいけないのに、洗ってはいけないの?」と疑問に思うかもしれませんが、清潔さは「ワセリンを塗ること」で十分保たれます。
アートメイクしてすぐに施術箇所を濡らすと、インクが流れ出る可能性があります。
ワセリンを傷口に塗ると、乾燥予防だけでなく外部から侵入するホコリや細菌からも保護されます。

代謝を上げる行為は控える

ダウンタイム中の温泉サウナ激しい運動など代謝を上げる行為は控えましょう
施術当日は入浴を避け、シャワー浴にしてくださいと言われると思います。
代謝を上げると肌のターンオーバーが早まり、アートメイクが長持ちしにくくなります。

また、体温が上昇することで赤みやかゆみなどの症状が出る可能性もあります。

日焼け対策をする

ダウンタイム中の日焼けは、アートメイクで注入した色素の変色や色あせの原因となります。
ただし、施術後1週間は日焼け止めの使用は禁止されています。

おすすめは、つばの広い帽子やサングラス、日傘など顔周りをしっかり覆うタイプの紫外線予防アイテムです。
施術当日から必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。

化粧はダウンタウンが終わってから

施術箇所はデリケートな状態のため、化粧をしてしまうと炎症を引き起こすリスクが高まります
また、傷を刺激し悪化させると、インクを排出しようとする肌の動きが促進されてしまうので、インクの定着も悪くなります。
施術から1週間は化粧をしないようにしましょう。

ただ施術箇所以外は、翌日から化粧することができます。
お化粧する場合は、ファンデーションやアイシャドウが施術箇所に入らないように気を付けましょう。

アートメイクの施術をする日は、化粧をして行ってOKです!
普段どんなメイクをしているか、どんなメイクが好きかに合わせてデザインを決めるので、むしろお化粧をしていった方が、スムーズにいくと思います。

まとめ

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アートメイクのアフターケアは、「触らずに清潔さを保つ」「ワセリンを塗る」「冷やす」の3つのポイントを抑えましょう。

眉やリップなど、施術箇所によってケアできる方法も様々です。

施術後1週間は何かと行動に制限がかかり、ダウンタイム中をストレスに感じるかもしれません。
激しい運動からストレッチに変えたり、お出かけは控えて家でのんびりするなど、日常を置き換えてみると過ごしやすくなります。

しかし、アートメイクのダウンタイムは毎日の綺麗を維持するために過ごす大切な1週間です。

アフターケアを丁寧にするにはどんな方法があるのか、この記事を参考にしてみてください。

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