【部位別】アートメイクをするメリット・デメリットを詳しくご紹介!

毎日のメイクを時短したい
水に濡れても落ちなくて便利
といった理由から、近年アートメイクをする人が増えています。

しかし、実際に施術を受けるとなると不安に思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、アートメイクをするメリット・デメリットを部位別に詳しくご紹介します。

すべてのアートメイクに共通するメリット

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メイクの時短になる

アートメイクの一番のメリットは、メイクの時短になる点です。

眉毛やアイラインなど、普段時間がかかる部位にアートメイクを施すことで、メイク時間がぐっと短縮されます。
朝の忙しい時間帯にも余裕が生まれ、1日を気持ちよくスタートできそうです。

「映える」素顔で自分に自信が持てる

自分がなりたかった容姿で日常を過ごすことで、自然と素顔にも自信が持てます。
アートメイクを施した部位は、いつでもバランスよく整った状態です。

鏡をいつ見ても「映える」自分でいられれば、毎日少しだけ背筋が伸びるような気持にさせてくれます。

汗や涙、プールでもメイクが崩れない

アートメイクは水に濡れても落ちないため、汗や涙でにじむことがありません。
激しいスポーツだけでなく、海やプールも気兼ねなく楽しめます。

メイク崩れが気になってスポーツジムに通えないと悩んでいる人にもおすすめです。

すべてのアートメイクに共通するデメリット

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簡単に消せない

万が一、完成したアートメイクが気に入らなかったとしても、簡単には消せません。

アートメイクとは、皮膚の表面からごく浅い0.02~0.03mmの部分に専用の機器で薬剤を注入し着色する美容技術です。
皮膚に直接傷をつけて着色するため、水に濡れても落ちません。

持続期間は年齢や肌質、新陳代謝のスピードで個人差がありますが、1年~3年程度です。
年月が経つと古い細胞と一緒に注入されたインクも排出され、徐々に薄くなります。

ただし、インクが薄くなったとしても自然に全て消えるわけではありません。

どうしても消したい場合は、レーザー治療切除除光液といった方法があります。

複数回の施術が必要

アートメイクは一般的に2回の施術で完成します。

1度の来院では終了しません。

アートメイクは皮膚の浅い部分に着色するため、インクが排出しやすく色が定着しにくい傾向があります。
新陳代謝が良く、色が定着しない場合は施術が3回になる可能性も。

回数を重ねるごとに、費用がかかってしまうのも懸念点です。

ダウンタイムがある

アートメイクは、施術後1週間程度ダウンタイムがあります。

ダウンタイムとは、アートメイクの施術で傷ついた肌が治癒するまでの期間です。
施術後は、腫れ痛みといった肌トラブルが起こる可能性があります。

ダウンタイム中の過ごし方によっては色素の定着に影響が出るため、安静に過ごすことが大切です。

MRI検査が受けられない可能性がある

MRI検査の注意事項に「刺青(タトゥー)、アートメイクをしている方は検査を受けられないことがあります」と表記されています。
アートメイのインクに含まれる微量の金属成分が、MRIで発生する磁場に反応してヤケドを引き起こすことが懸念されるためです。

MRI(Magnetic Resonance Imagingの略称)とは、磁気共鳴画像診断と呼ばれる医療機器です。
強力な磁力と電波を使って身体の内部の断面をさまざまな方向から撮影することから、がんや脳梗塞、椎間板ヘルニアといった診断の精密検査として使用されています。

ただし、アートメイクをしている人全員がMRI検査を受けられないわけではありません。
ポイントは、使用しているインクに含まれる金属成分の量です。
金属成分の少ないインクを使用していれば、MRI検査時でも反応することがほとんどありません。

おすすめは、FDAの認可を受けた原材料を使用しているインクです。
クリニックを探す際、公式サイト等でどんなインクを使用しているかを確認してみましょう。

アメリカFDA(食品医薬品局)の厳しい安全基準をクリアしているインクであれば、金属成分の含有量はわずかなため安心です。
クリニックによっては、「MRI SAFE」と記載のあるインクを使用しているところもあります。

FDAとは
アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、食品などを取り締まるアメリカ合衆国の政府機関。日本の厚生労働省に似た役割を持つ。
FDAは、消費者が通常の生活を行う際に接する機会がある様々な製品(食品、医薬品、動物薬、化粧品、医療機器、玩具など)の安全性・有効性を確保するための機関である。

引用元:製薬業界 用語辞典 | Answers(アンサーズ)

部位別アートメイクのメリット・デメリット

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アートメイクで施術できる部位は主にリップアイラインヘアラインです。

施術する部位によってそれぞれメリット・デメリットが異なります。
アートメイクをすることで叶う特徴や日常生活への影響、トラブルに発展するリスクの度合いなどを部位別にご紹介!
一緒にチェックしていきましょう。

【眉アートメイク】のメリット・デメリット

眉アートメイクを施すことで、いつでも整った左右対称の眉で日常生活を送れます。
普段自分でメイクをしても、日によって形が変わったり、バランスが取れずに時間がかかったり、意外と苦戦するのが眉です。

ただし、眉は顔のパーツで最も印象が変化するため、流行の入れ替わりも早い傾向があります。
一度眉アートメイクを施すと、最低でも1年以上は眉のデザインが変更できません。

眉アートメイクをする際は、流行に左右されにくいデザインや、メイクで書き足せるようなものを選ぶことをおすすめします。

<メリット>

  • 眉毛の左右差が統一される
  • 素顔でも整った眉で生活できる

<デメリット>

  • 流行が過ぎても形を変更できない

【リップアートメイク】のメリット・デメリット

リップにアートメイクを施術することで、いつでも血色の良い状態の唇をキープできます。
食事をしてもグラスに口紅が付く心配もなく、お化粧直しの必要もありません。

リップアートメイクのデメリットは、他の部位に比べて痛みを感じやすい点です。
アートメイクは施術時に麻酔をするため、通常痛みはほとんど感じません。

しかし、唇は「粘膜の延長」と呼ばれており、角質層が薄く、手のひらの次に感覚神経が発達しています。
デリケートな部分であるため、他の部位より痛みや腫れが出やすいのが特徴です。

また、リップアートメイクは唇に直接傷をつけるため、免疫力が低下していると口唇ヘルペスを発症するケースも
口唇ヘルペスは、施術前後の体調管理で防げますので、栄養のある食事や良質な睡眠を心がけるようにしましょう。

<メリット>

  • 素顔でも顔色が良く見える
  • 食後やマスク着用時にリップ落ちを気にしなくてもいい

<デメリット>

  • 他の部位に比べ痛みを感じやすい
  • 口唇ヘルペスを発症するリスクがある

【アイラインアートメイク】のメリット・デメリット

アイラインアートメイクを施すことで、素顔でも目力のある目元で日常生活を過ごせます
涙や汗で消えたり、下まぶたににじんだりすることもありません。

ただし、施術したデザインによっては、アイラインの太さや長さで素顔に違和感を感じる可能性も。
アートメイクは2回以上の施術が必要になるため、1回目はナチュラルにし、2回目で長さや太さを調整すると失敗するリスクを減らせます。

また、粘膜に近い部分にアートメイクを施すため、施術後は一時的に泣いた後のように腫れることがあります。
施術後すぐに大事な予定がある場合は日程を避けるようにしましょう。

<メリット>

  • 下まぶたにアイラインがにじまない
  • 素顔でも目力のある目元になる

<デメリット>

  • 太さや濃さによっては素顔に違和感を感じる
  • 施術後は目元が腫れやすい

【ヘアラインアートメイク】のメリット・デメリット

ヘアラインのアートメイクは、額の隙間を埋めることで顔の面積が狭まり、小顔に見える効果があります。
髪が増えたように見せられるため、若々しい印象に見られることも。

ヘアラインで使用できる色は種類が豊富なため、混ぜ合わせて希望の色を作れます。
注意したいのは、一度アートメイクを入れるとヘアカラーを大きく変更できなくなる点です。

アートメイクの持続期間が1年~3年であることを踏まえた上でカラーを選ぶようにしましょう。

<メリット>

  • 額が狭くなり小顔に見える
  • 若々しい印象になる

<デメリット>

  • ヘアカラーを変更できない

まとめ

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アートメイクは、メリット・デメリットを把握し、自身にとって「本当に施術を受けて問題ないか」をチェックしておくことが大切です。
眉やアイラインなどにアートメイクをすることで、毎日のメイクが時短になり時間や気持ちに余裕が生まれます。

ただし、皮膚に直接傷をつけて着色するため、痛みや腫れを伴った肌トラブルを発症する可能性も。
施術に悩んでいる人は、自身にとってメリットが当てはまるか、デメリットが負担にならないか、今回紹介した内容を参考にしてみてください。

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