「アートメイクの効果ってどのくらい持つんだろう?」
「せっかく高いお金を出すのに、すぐ消えてしまうのはもったいない」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、アートメイクの効果の持続期間を部位ごとに詳しくご紹介します!
アートメイクを長持ちさせる方法も合わせて徹底解説していますので一緒にチェックしていきましょう。
アートメイクの効果ってどのくらい続く?
アートメイクの効果は、1年~3年程度です。
持続期間は患者の年齢や肌質、アフターケア方法や新陳代謝のスピードで異なります。
年月が経つにつれ古い角質細胞と一緒にインクも排出され、徐々に薄くなるといった仕組みです。
ただし、新陳代謝で薄くなったとしても完全に消える訳ではなく、人によってまだらに残るケースもあります。
では、持続期間に個人差あることを踏まえ、部位別にどのくらい効果が持続するのかを見ていきましょう。
眉アートメイクの効果
持続期間の目安:1年~3年
眉アートメイクの持続期間の目安は1年~3年程度です。
施術後は徐々に色が薄くなり、多少変色が見られるケースもあります。
綺麗な色をキープするためには、1年に1回程度のリタッチがおすすめです。
メイクは常にトレンドに左右され、眉は特に太さや長さ、形も少しずつ変化します。
リタッチする際には形の微調整もできるため、常に流行を追い求めることも可能です。
リップアートメイクの効果
持続期間の目安:1年以上
リップアートメイクの持続期間の目安は1年以上です。
皮膚の新陳代謝は28日周期に対し、唇は3~4日と早いため、他の部位に比べると色持ちが悪い傾向があります。
特に、唇の形から少しはみ出して着色する「オーバーリップ」のデザインを希望した場合、唇とはみ出した部分で色持ちが変わるケースも。
そのため、リップアートメイクは色の定着を良くするために3回以上施術を勧めるクリニックもあります。
3回目の施術はリタッチ料金として安く受けられるクリニックも多く、長い目で見れば綺麗な状態を負担なくキープできる手段の一つです。
アイラインアートメイクの効果
持続期間の目安:1年~3年
アイラインアートメイクの持続期間の目安は1年~3年です。
アイラインを入れる部位によって効果の持続が異なります。
アウトラインやナチュラルラインに比べ、インラインの持続期間は短めです。
アウトライン
アウトラインは、まつ毛の生え際より外側に色素を入れます。アイラインがはっきりしているのが特徴です。
素顔の時に目元だけ違和感を感じる可能性があります。
ナチュラルライン
ナチュラルラインは、まつ毛の生え際に沿って色素を入れるため、まつ毛がボリュームアップしたように見えます。
持続期間はアウトラインと同程度です。
インライン
インラインは、ナチュラルラインより更に内側の粘膜部分に色素を入れるため「粘膜ライン」とも呼ばれています。
目をより大きく見せられるのが特徴です。
ただし、インラインは眼球に最も近い位置に施術するため、リスクを伴います。
アートメイクが薄くなる原因
アートメイクが時間とともに薄くなるのは避けられない現象ですが、なぜそうなるのか気になりますよね。
薄くなる原因を知ることで、持ちを最大限に長く保つための対策が取りやすくなります。
この章では、アートメイクが薄くなる主な原因を詳しく解説します。
肌質や体質による影響
人それぞれの肌質や体質によって、アートメイクの持ちは異なります。
特にオイリー肌の方は、皮脂の分泌が多いため色素が定着しにくく、早めに薄くなってしまうことがあります。
逆に、乾燥肌の方は比較的色素が安定しやすいですが、皮膚が敏感なためケアに注意が必要です。
紫外線による色素の退色
紫外線はアートメイクの色素を劣化させ、色が早く薄くなる大きな原因です。
特に顔は常に紫外線にさらされる部位なので、日々のUVケアが欠かせません。
紫外線対策を怠ると、色が抜けてしまう速度が速まります。
摩擦による影響
洗顔時に顔をゴシゴシこする、メイクを落とす際に力を入れて拭くなど、物理的な摩擦も色素を薄くする原因となります。
アートメイクの色素は肌の浅い部分に入っているため、日常的な摩擦が積み重なると、色が早めに落ちてしまいます。
新陳代謝の影響
肌の新陳代謝が早い方は、色素が体外に排出されやすく、結果としてアートメイクが早く薄くなる傾向にあります。特に若い方や、代謝が活発な人はこの影響を受けやすいため、リタッチが必要になるケースが多いです。
アートメイクの効果を持続させるポイント
個人差がありますが、アートメイクの効果を持続させるには、ポイントを押さえることで綺麗な状態を長く保ちます。
特にダウンタイム中の過ごし方によっては色の定着が悪くなることがあるため、注意が必要です。
では、アートメイクの効果を持続させるポイントを4つご紹介します。
アートメイクの効果を持続させるポイント
①施術部位に刺激を与えない
アートメイクの施術部位は、なるべく刺激を与えないようにしましょう。
特に施術直後は皮膚に傷がついているため、刺激すると痛みや腫れの原因になりかねません。
傷口が塞がり、かさぶたが出来て気になるかもしれませんが、自然に剥がれるのを待ちましょう。
強い刺激を与えることで、ターンオーバーを早める可能性もあります。
洗顔の際は、たっぷりの泡で撫でるようにやさしく洗いましょう。
②ダウンタイム中は保湿を念入りに
アートメイクの施術直後は注入したインクが流出しやすいため、ワセリンを最低でも3日、できれば1週間程度こまめに塗ると良いでしょう。
施術部位は、クリニックから処方されるワセリンでのケアが必須です。
ワセリンは色素の定着だけでなく、傷口の保護や保湿、乾燥を防ぐ役割もあります。
それぞれのライフスタイルで異なりますが、朝・昼・夜1日3回を目安に塗ると、おおよそ6時間間隔で塗布できます。
ただし、クリニックによっては、処方されたワセリンを使い切るよう指示されることもあります。
必ず医師の指示に従って使用しましょう。
③施術部位にピーリングをしない
施術部位にはダウンタイム以降もピーリングをしないようにしましょう。
ピーリングとは「角質ケア」とも呼ばれる、肌に残った古い角質を柔らかくして取り除く美容法です。
くすみや毛穴、肌のざらつきに効果があり、肌のバリア機能を高め美しい肌を保ちます。
ただし、ピーリングは肌の新陳代謝を促進させるため、アートメイクの持続期間を短くする原因となる可能性も。
ピーリングをする場合、施術部位は避けて行うようにすると良いでしょう。
④紫外線を当てない
施術部位が日焼けすると、アートメイクで注入した色素の変色や色あせの原因となります。
施術後1週間は日焼け止めの使用は禁止されているため、つばの広い帽子やサングラス、日傘を使って顔周りを覆うと効果的です。
日焼け防止アイテムは施術当日から必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。
アートメイクが薄くなったら?
アートメイクは、数年たつと色素が流出し、だんだんと薄くなっていきます。
全体的に色が落ちれば問題ありませんが、ターンオーバーは同じ部位でも場所によって異なるため、なかなかそうはいきません。
色素が薄くなったアートメイクを放置すると、まだらに色が抜けてしまうケースもあります。
アートメイクの上から自分でメイクすることも可能ですが、眉などはラインが綺麗に描けず不自然になってしまうことも。
メイクがしずらくなる前に、クリニックでのリタッチがおすすめです。
リタッチは、2回目の施術から1年~2年後を目安にするとよいでしょう。
3回目以降の施術は1回目よりも料金を安くしているクリニックが多く、負担もそれほどかかりません。
こまめにメンテナンスすることで、リタッチにかかる時間も短く済みます。
まとめ
アートメイクの効果と持続方法のまとめは、
・肌質や年齢、新陳代謝の早さ、施術部位によっても個人差あり
・リップアートメイクは眉やアイラインに比べると、色素が落ちやすい傾向
・アートメイクの効果を持続させるためには、ダウンタイムの過ごし方に要注意!
・施術部位に刺激は禁物✖
・ピーリングや紫外線もアートメイクの効果を下げる原因に。
・「色が薄くなってきたかな?」と思ったら、1年~2年を目安にリタッチがおすすめ◎
リタッチの際、形を微調整することも可能です!
「今年はどんなデザインにしようかな」と、考える楽しみも増えちゃいますね!
この記事を参考に
アートメイクの効果や長続きする方法を知って是非アートメイクに挑戦してみてください。