2016年3月24日 更新

美容師が嫌がるシャンプー中のお客様の行動

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

taka

”あなた”は美容室でシャンプーされるとき「首の力、抜いていただいていいですよ。」「リラックスしててくださいね。」なんて声をかけられたことないですか?

このとき、美容師は心の中で「洗いづらいな。動かないでくれないかな。」と思っています。
リラックスしてじっとしていただく。これが最も美容師にとって洗いやすい状態です。

美容師が嫌がるシャンプー中のお客様の行動

美容室のシャンプーに不満を持つ理由は”あなた”に原因があるかも?

「もっとしっかり襟足流してくれないかな」などと美容室のシャンプーに不満を持ったことはありませんか?

これ、”あなた”が原因かもしれません。

美容師に協力しようとして、美容師の動きに呼応して動いてくれる方。そんな”あなた”の頭は洗いづらいんです。
だって動かれたせいで襟足から水が入って洋服を汚してしまうかもしれないし、耳の中に水が入るかもしれないからです。

だからセーブしながら洗うしかないんです。

首の力を抜かないと・・・

一番わかりやすい例は、襟足を流すときです。

襟足を流す作業は、一歩間違えると首筋から水が入って洋服を汚してしまうので、シャンプーで最も気を遣います。

通常は首を持ち上げている手が、しっかりと首と密着することで隙間をなくし、水の侵入を防いでいます。

美容師が嫌がるシャンプー中のお客様の行動

逆に手と首との密着感が足りないと、その隙間から水が侵入してきます。

美容師が嫌がるシャンプー中のお客様の行動

この手と首の密着感が足りなくなる原因こそ、”あなた”の自分で首を持ち上げてしまうという動作なんです!!
だからこそ、美容師は自力で首を持ち上げようとするお客様に、”襟足がしっかり流せないから”「力抜いていただいていいですよ」ってオブラートに包みながら言うんです。

美容師が嫌がるシャンプー中のお客様の行動

理想はリラックスしていること

シャンプー中にお客様にお願いしたいことはただ一つ。
「リラックスして美容師に身を委ねてください」ということです。

今までシャンプーが下手だと思っていた美容師さん、もしかしたら洗いづらくてポテンシャルを発揮できていなかっただけかもしれませんよ。

じっとしていてもやっぱり満足できないときは・・・

「じっとしていたけど、やっぱり満足できなかったんだけど・・・」

そんなときは、単純に美容師のシャンプーが下手ということですね。この場合は、「一番の基礎であるシャンプーも満足に教育できない」その美容室の体質に問題があるかもしれません。
特別気に入って通っている美容室じゃないのなら、他の美容室を探してみてもいいかもしれませんね。

最後に

お客様がシャンプー時、美容師に呼応して頭を動かすのは、協力してくれているから。と言うことは重々承知しております。だからこそ、「洗いづらいんで動かないでくれますか。」とは、言いづらいという事情をご理解くださいね。

美容師が一番喜ぶ褒め言葉は「気持ちよくて寝ちゃった」だと思います。気持ちよくて寝ちゃうためにもシャンプー中はリラックスしていただければ幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を書いたライター

taka
全国有数の激戦区で雇われ店長を8年ほど経験したのちに独立。今現在は一人で美容院を経営中。月間60万ビュー以上のアクセスを誇るブログでは「美容院の見分け方」や、「薄毛対策」「おすすめのシャンプー解析」等の記事を綴っています。
blog→おすすめ美容院の見分け方~美容院ジプシーに捧ぐ~

taka

ピックアップ

▲トップへ戻る