そもそもなぜ冬は肌が乾燥するの?
空気が乾燥すると、皮膚の表面の角質層に含まれる水分も蒸発しやすくなり、肌の水分が奪われて肌が乾燥してしまうのです。夏の湿度が60%~65%あるのに対して冬の湿度は30%~50%、肌にとって適した湿度は65%と言われているので、冬はとても肌が乾燥しやすい環境にあると言えます。さらに冬にはエアコンやヒーターがかかせませんよね。しかしそれらも空気を乾燥させる原因になっています。冬は外も室内もとにかく空気が乾燥しているため、きちんとお手入れしないと肌がカサカサに・・・!今回は乾燥肌の正しいスキンケア方法や、お手入れについてのQ&Aに答えていきたいと思います!
1.洗顔
乾燥している肌は敏感になっているので洗顔は優しく。たっぷりの泡で手のひらが肌につかないように泡のクッションで洗ってください。また洗顔時に気をつけたいのがお湯の温度。通常、30度から34度程度の人肌より少し低めのぬるま湯が適温だと言われますが、乾燥肌の人は、もう少し低めの25度程度にするといいでしょう。乾いたタオルは肌の水分を奪うので、濡れたタオルを使って優しく水分をオフしてあげるとよりいいと思います!
2.化粧水
化粧水は手の平で優しく押しこむように何度もプレス。内側から肌がふっくらもっちりとしてくるのがわかるまで重ねましょう。化粧水は保湿の基本です。保湿の基本は化粧水。化粧水でしっかりと肌を保湿することがキレイへの第一歩です。
3.美容液
美容液は自分の肌質や肌状態に合わせて使い分けるものです。乾燥が気になる人はやはり保湿効果が最も高いオイルタイプのものを使用するといいでしょう。
4.乳液
指の第2関節くらいまで乳液をつけ、スタンプのように指の腹でポンポンと乳液を置きます。そのまま指の腹でプレスしながら肌になじませます。乾燥しやすい目元や口元は乳液も重ねづけ。指の腹でマッサージするように馴染むまで塗りこみましょう。
冬の乾燥 Q&A
こんな時どうしたらいい?これってどうなの?そんなみんなの悩み疑問を解決します!
- しっとり系の洗顔フォームを使っているのに、洗顔後は肌がつっぱり乾燥します。
- 洗顔方法で書きましたが、洗顔時のお湯の温度はとっても大切です。なるべく低い温度で洗ってください。また、乾いたタオルは顔の水分をよけいに奪ってしまうので、一度タオルを水でぬらし、絞ってから使うといいでしょう。
- 乾燥して肌が痒かったり、普段使っている化粧水がピリピリしたりします。
どういったスキンケアをすればいいですか? - 優しく洗ってしっかり保湿が基本です。乾燥して肌がとても敏感になっている状態のときはいつも使っているものより低刺激のスキンケアにかえてください。できればナチュラル系のものを使うといいでしょう。コットンは使わず手のひらで優しく化粧水を押しこむようにつけてください。メイクは肌への刺激になるのでなるべく控えてください。
- メイクの上からできる保湿ってありますか?
- メイクの上からの保湿は難しいというのが正直なところ。メイクするときにファンデーションに乳液やオイルを数滴混ぜて使ってみてください。保湿効果が高まります。入れ過ぎると肌に馴染まないので少量で!
- 乾燥で肌がごわついています。どうしたらいいですか?
- 肌がゴワつくときはピーリングです。しかし、スクラブやAHAを使ってのピーリングは肌への刺激になるので、肌が乾燥してゴワついているときは乳液を使って優しくピーリングしましょう。やり方は簡単!乳液を顔全体に広げ、内から外へマッサージします。そのあと蒸しタオルを顔にのせ、乳液をタオルで拭きあげるようにオフすると角質も一緒にオフできます。試してみてください☆
パッティングは歳の数だけ!しっかりパッティングして保湿してます!
化粧水を置くまで浸透させるための方法ですが、パッティングの数が多かったり強かったりすると、肌が熱を持ってしまい、乾燥の原因になりますし、肌を傷つけることになります。ハンドプレスで奥まで化粧水を押し込むようにつけるといいでしょう。
シートマスクはできるだけ長い時間した方がいい?
シートが乾くと同時に肌の水分も奪われてしまうので、シートマスクは5分~10分。もったいなくても時間は守って使用しましょう。
乾燥肌なのでとろみ系の化粧水を使っています!
とろみ=保湿力ではありません。反対にとろみ系化粧水は吸引力が下がっている肌には浸透しづらい場合も。乾燥している時はさらっとしたテクスチャーのものを何度も重ねづけして肌の奥に浸透させることが大切です。
間違ったスキンケアは肌を傷めてしまうので正しい知識はとても大切です。美容情報はきちんと更新していきましょう!
乾燥は肌トラブルの原因になります。毎日の優しく丁寧な正しいスキンケアでうるおい美肌を手に入れましょう!