最近の活動では、2012年3月に日本最大級のレシピコンテスト
「おかずの星2011」で応募総数約17,000件の中から一位を獲得し、
初代グランプリ受賞。2013年7月からLove Story Kitchen にて
お料理教室「Ensoleille(アンソレイユ)」を主宰。
簡単に出来るアンチエイジング料理やおもてなし料理を中心に
メディアなどで活躍中。
2013年9月より東京YMCA国際ホテル専門学校非常勤講師に
就任するなど、いつまでも魅力的な女性でいることを
食を通じて支援し、絶大なるファンを獲得。
同じ食事内容でも、野菜から食べ始めるだけでダイエット効果があります。
それは、野菜に含まれている「食物繊維」が血糖値の上昇を緩やかにし、
脂質の吸収を抑える働きがあるからです。また、ある程度の満腹感を先に
得ることができるため、食べ過ぎを防ぐこともできます。
満腹感を先に得るためには、汁物は野菜よりも先に食べることをオススメします。
(例)焼肉「スープ→サンチュやサラダ、焼き野菜など→お肉→ごはんや麺」
食べる順番を変えるだけで、お友達より一歩リードです!
野菜や果物は身体に良いといわれます。その理由は、野菜にはビタミンやミネラル、
食物繊維が豊富に含まれるからだけではないのです。ビタミンやミネラルは、炭水化物、
たんぱく質、脂質とともに五大栄養素といわれ、食物繊維は第6の栄養素と
称されることもあります。これらの栄養素に次ぎ、最近「第7の栄養素」として
注目されているのが、野菜や果物に含まれている「フィトケミカル」です。
「フィトケミカル」は野菜や果物に含まれる色素や辛味、香りなどの成分のことで、
私たちの身体をさびつかせる「活性酸素」をやっつけてくれる「抗酸化物質」です。
「フィトケミカル」の多くは色素成分です。家ではなかなか手に入らない、
色のきれいな洋野菜も外食なら品揃えが豊富です。
赤・オレンジ・黄・緑・紫など、カラフルなお野菜や果物を積極的にオーダーしましょう!
- リコピン・・美白効果、美肌効果、動脈硬化予防効果
- トマト、すいか、京にんじんなど
- アスタキサンチン・・美肌効果、免疫力強化、がん予防
- 鮭、いくら、えび、かになど
- ルティン・・視力低下予防、がん予防、肝機能の向上
- とうもろこし、ほうれん草、かぼちゃ、ゴールドキウイ
- クロロフィル・・がん予防、コレステロール改善効果、殺菌効果
- モロヘイヤ、おくら、ブロッコリー、春菊など
- アントシアニン・・視力低下予防、高血圧予防、肝機能の保護
- なす、紫いも、紫キャベツ、ブルーベリー、ラズベリー、黒豆など
私たちの満腹中枢はのんびり屋さんで、食べはじめてから20分ぐらいして
やっと働きはじめます。ですので、早食いは食べ過ぎのもと!
食事は30分以上かけてゆっくり食べましょう。またリラックスして
食事を楽しむことも大切です、リラックスしているとき、楽しい気持ちで
食事をしたときには、腸からの栄養素の消化・吸収率がUPします。
でも逆に、ストレスがかかっていたり、悲しい気持ちのときには
充分に栄養を吸収することが出来ません。
つまり、気の合う仲間と楽しんで食事をすることも、美人への近道なのです。
仕事も恋も友達関係も、みんなに遅れないように頑張っちゃいがち!
なんだか毎日慌ただしく過ぎて、イライラ・・。気がつくとついつい甘い物に手が伸びちゃう!
それは、脳内の安定物質「セロトニン」が不足しているせいかも!
「セロトニン」はハッピーホルモンとも呼ばれる物質。「セロトニン」が不足すると、
原料になる「トリプトファン」というアミノ酸を脳に取り込むために、
ブドウ糖を多く含んだ甘いスイーツが食べたくなります。ところがこれが悪循環のはじまり!
ブドウ糖が身体に入ると、血糖値が一気に上がりますが、これを下げようとして
「インシュリン」というホルモンが分泌されます。「インシュリン」には、余分なブドウ糖を脂肪にして身体に
蓄える働きがあり、なんとおデブさん直行の原因に!
さらに「インシュリン」が血糖値を急激に下げると、低血糖がおこり、
さらにイライラしちゃうという悪循環に陥ってしまうのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
それは、ハッピーホルモン「セロトニン」を充分に作る食事を心がけること!
セロトニンは必須アミノ酸「トリプトファン」から作られます。
また、セロトニンを作るためには「ビタミンB6」も必要です。
トリプトファン:かつお、マグロの赤身、牛肉の赤身、大豆、大豆製品など
ビタミンB6:かつお、マグロ、レバー、にんにく、ピーナッツなど
かつおには「トリプトファン」も
「ビタミンB6」も入っています。
理想のメニューです。
牛肉の赤身には「トリプトファン」が
多く含まれます。大豆を発酵した豆豉や
ニンニクを使った豆豉炒めは
オススメメニューです。
マグロにも「トリプトファン」と
「ビタミンB6」の両方が
入っていて効果的です。
毎日忙しくて、朝食は食べなかったり、食べてもパンやシリアルだけ。ランチタイムはデスクで
おにぎりか菓子パンだけ。外に食べに行ってもパスタだけ。夜の飲み会では、
最後の炭水化物だけは必ずオーダーしちゃう派。一応野菜不足は気になってるんだけど、
飲むのは野菜ジュースだけ。気がついたらそんな「だけだけ」の食生活送っていませんか?
ちょっとしたことでも疲れやすくて、動くのがおっくうになっていたら、「ビタミンB1」が
不足しているかもしれません。「ビタミンB1」は私たちの身体の中で、糖質をエネルギーに
変える働きをしています。「ビタミンB1」が足りないと、上手く糖質が使われず、
エネルギー不足になって、疲れやすくなってしまいます。
また、「ビタミンB1」が不足するとエネルギー代謝が不十分になり、代謝されなかった糖質が
なんと脂肪に変わってしまい、おデブさんへの道まっしぐら!なんてことに!
「ビタミンB1」水溶性のビタミンで、余分な分は排泄物として流れ出してしまうため、
食べ溜めができません。ですので、一度にたくさん食べるより、毎食こまめに食べてあげる
ことが必要です。精製された炭水化物やジュースなどの清涼飲料、そして甘いスイーツを
好む人ほど足りなくなりますので、毎食気を付けて食べるように心がけましょうね!
では、どうしたらスリムなはつらつ美人になれるのでしょうか?
それは、「ビタミンB1」を積極的に摂って、代謝を活発にすること!
ビタミンB1は吸収率が悪いのが難点です。その吸収を助けるのが
「アリシン」「アリシン」は匂いの成分で、玉ねぎやにら、ねぎ、
にんにくに含まれています。「ビタミンB1」を含む食品と
それらを一緒に調理すると吸収率はぐんとアップします。
ビタミンB1:豚肉、胚芽米、玄米、うなぎ、など
アリシン:にんにく、にら、長ねぎ、玉ねぎなど
ぬか床には「ビタミン B1」がたっぷり含まれています。
昔ながらのぬか漬けは生の野菜より「ビタミンB1」が
多く含まれています。ただし、浅漬けや調味液に
つけたものでは効果はないので気を付けて!
カムジャタンは骨付き豚肉とじゃがいものお鍋。
たっぷりのにんにくを使うので、「アリシン」も
豊富です。またじゃがいもには「ビタミンC」も
多く含まれています。
香草パン粉焼きはにんにくやハーブをパン粉に加えて、
お肉にまぶして焼き上げたお料理。水溶性で
加熱に弱い「ビタミンB1」も、衣があることに
よって残存率が少し高くなります。
朝は起きるのが苦手で、朝食も食べないで慌ててお出かけ。はっと気がついたら
もう3日も出てなかった・・。なーんてことになっていませんか?
便秘なんて、外から見えないからわかんないでしょ、なんてことは大きな間違い!
腸をキレイにすることが、美人への近道です。
それはどうしてでしょう?実は、腸には私たちの免疫機能の6〜7割が
集中していて、身体に必要な栄養を吸収し、有害な物質を見極めて排泄する大切な
役割をもっているからです。腸の中には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在しますが、
「悪玉菌」が優勢になると、必要な栄養素は吸収されないし、逆に猛毒物質が
血液と一緒に体中を巡るという最悪の状態になりかねません。
免疫力低下による肌荒れやアレルギーは、腸内環境を整えることで改善してきます。
「悪玉菌」の動きを封じこめるには「善玉菌」の働きを助ける食材を
食べることを心がけましょう。
腸内環境を整える食材とは?
それは、ビフィズス菌に代表される「乳酸菌」を含む食品を食べること!
「乳酸菌」は発酵食品に多く含まれています。また、「食物繊維」は
便秘の解消に効果的ですし、「善玉菌」のえさになる「オリゴ糖」も
積極的に摂りたい栄養素です。
食物繊維:ごぼう、こんにゃく、海草類、果物など
発酵食品:納豆、ヨーグルト、チーズ、キムチ、塩辛、アンチョビ、味噌など
オリゴ糖:大豆、大豆製品、玉ねぎ、ごぼう、長ねぎ、バナナなど
おくらや山芋などのねばねば成分「ムチン」は
水溶性の食物繊維で、腸の中で水分を含んでふくらみ、
便秘を解消してくれます。
また、納豆は発酵食品。食事の最初に食べたいサラダです。
テンペとはインドネシアの食材で、大豆を
テンペ菌で発酵させた食品です。納豆の様な
臭いも粘りもないので、とても食べやすい食材です。
シンプルに揚げた(ゴレン)ものに、
サンバルという調味料を付けて頂きます。
チーズは牛乳を発酵させた食品です。
市販のチーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズが
ありますが、乳酸菌が生きているのはナチュラルチーズです。
塩分とカロリーが高いものもあるので、
みんなでシェアして食べましょう。
私って冷え性なの〜なーんてセリフ、かよわい女性の代表みたいに
使っていませんか?冷え性って実は女性の大敵!おブスさん、おデブさんへの
最短経路と考えても良いでしょう。冷えることによって代謝が落ち、
太りやすい身体になってしまいます。また、夕方になると足がむくんでパンパン!
なんてこともありますよね。それから冷えることで筋肉が硬直し、
肩こりや頭痛といった身体の不調も出てきやすくなります。
代謝が悪いので、老廃物がたまりやすく、いつのまにか、お肌もガサガサに!
冷えの原因は、ファッションや無理なダイエット、運動不足やオフィスでの
長時間労働による筋肉疲労など、人それぞれ。でも、共通しているのは
血流循環の悪化です。また、冷えの症状は20代と更年期の女性に
多くみられることから、女性ホルモンの影響もあると考えられています。
では冷えに効く食材は?
それは、まず熱を産生する成分を食事に取り入れることです。
身体を温める成分には「ショウガオール」「クエン酸」「カプサイシン」などが
あげられます。また、エネルギー代謝を活発にする「カルニチン」も必要です。
更に女性ホルモンと似た働きを持つ「イソフラボン」も積極的に取り入れましょう。
冷え改善食材:しょうが、にら、長ねぎ、唐辛子、柑橘類、梅干しなど
カルニチン:羊肉の赤身、牛肉の赤身、赤貝、チーズなど
イソフラボン:大豆、豆乳、豆腐、納豆など
大豆には「イソフラボン」が多く含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしてくれるので、
骨粗しょう症予防やコレステロール値を下げる作用もあります。
「カルニチン」はラム肉に多く含まれていますが、
匂いがちょっと・・という人には牛肉の赤身がオススメです。
食べるときに生姜の入った和風ソースやニンニクチップがあると
組み合わせ抜群ですね!
エスニック風の炒め物ならラムの匂いが苦手な人も
比較的食べ易いのではないでしょうか?
唐辛子の効いたピリ辛エスニックダレがオススメです。