強い陽射しと湿度…日本の夏はまさにサバイバル。
これからの時季は、熱中症対策のひとつとして、外出先でも水分補給が欠かせません。
そんなとき、主役となるのがミネラルウォーター。
この夏、通勤通学中のおしゃれ女子たちの手に握られるペットボトル入りの水は、今や中身だけでなくパッケージにもこだわりが見えます。そこで今回は、意外と知られていないミネラルウォーターの知識をおさらいしつつ、健康とおしゃれの二役をこなす人気の“リゾートウォーター”をフィーチャーします!
日本にいながら世界各国のミネラルウォーターが味わえる時代。
フランスをはじめとするヨーロッパ系のお水はおなじみですが、専門店やスーパー、ネット市場などでも最近よく見かけるようになったのが、ハワイやフィジーをはじめとする南の島の水 “リゾートウォーター”。
雄大な自然に囲まれた楽園の水の美味しさは言うまでもありません!
それだけではなく、ハイビスカスや椰子の木など、今季はファッションにも多く用いられるボタニカル柄やトロピカル柄のボトルパッケージの可愛さが女性たちのおしゃれアンテナにヒット中。
こんなバカンス気分を盛り上げるリゾートウォーターで、夏の暑さをクールダウンしましょう!
ミネラルウォーターは「どれも同じ」と思っていませんか?
無色透明の見た目は同じでも、水のプロフィールはさまざま。
含まれる成分は産地によって違い、大きく硬水と軟水に分類されます。
だからこそ、味わいや喉越しが違って当然なのです。
もちろん、好みで選んでもよいのですが、水の知識を学んでおけば、何気に飲んでいる水が、さまざまな驚きの効果をもたらすことも!
一般的に、ミネラルウォーターにはマグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウムが含まれていて、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値を“硬度”といいます。
その硬度が120mg/以下を“軟水”、120mg/以上を“硬水”と呼んでいます。
水道水をはじめ、日本の水のほとんどが60mg/程度で軟水に値し、その軽い飲み心地と慣れ親しみから、「飲みやすい」と感じるひとが多いでしょう。
この軟水は、風味が水の中に溶けやすいことから、コーヒーや紅茶の香りが楽しめます。また、日本料理向きとも言われます。
一方、硬水にもメリットは多く、筋肉の運動を助けるマグネシウムやカルシウムが多く摂取でき、運動後に摂取すると良いとされています。
また、デトックスや便秘解消効果が高いとも。
このように、ミネラルウォーターを選ぶ際は、ボトルに表記されたスペックを確認してより最適なものをセレクトするのも賢い方法です。
ちなみに、ハワイやフィジーなどのリゾートウォーターは、飲みやすい軟水のものが多く見られます。これも、人気の秘密なのかも?
リゾートウォーター人気が過熱しているのには、ファッショントレンドが少なからず影響しているのでは?
というのが編集部の見解。
最近のマストアイテムというべき、おしゃれなルックスのクラッチバックやショルダーポシェットはとても小容量。
夏場に携帯したいミネラルウォーターが入らないサイズのものが多いですよね。
当然、バッグの外に出して持ち運ぶことになるので、おしゃれ女子たちはミネラルウォーターの見た目=ボトルパッケージにもこだわるワケです。
いいえ、ミネラルウォーターでさえ、おしゃれアイテムとして投入しているのかもしれません。
リゾートウォーターにはミニサイズのボトルも多いのでチェックしてみましょう!
人間の体の2/3が水で出来ています。
老人になるとそれが1/2まで半減するとか。
シワが目立つのはそのせいですね。
水と美容の関連性は強く、体内の老廃物を除去するのにも水が必要。つまり、俗に言う“内からの美容”にも水は欠かせないということです。
美容と健康を維持するためには十分な量の水を摂取し、新陳代謝を上げ、体の中をきちんと水分が巡るようにすることが大切なのです。
基本的には、1日2リットル飲むよう心がけるとよいでしょう。
今、大人気のリゾートウォーターは、軽い飲み心地のものも多いので、1日2リットルの目安も難なくクリアできそう。
水分を必要な量摂ることで新陳代謝を上げ、肌の乾燥やくすみを緩和したり、髪に潤いを取り戻したりと、美容効果への期待大。
ミネラルウォーターのパワーは高級コスメばりなのかも!?
ボトルがおしゃれでしかも飲みやすいリゾートウォーターで、ファッションも美容もコンプリートしましょう!