今の時代、スーパーに行けば通年でたくさんの種類の野菜を買うことができます。その中でも、旬の野菜は栄養価がグーンと高くなるのです。効果的に野菜を摂るためにはどうすればいいの?野菜ソムリエさんにお話を伺ってきました!
旬の野菜には美容効果に優れた野菜が多くあります。その野菜をより効率良く食べるために、今回は野菜の美容効果や栄養を逃さない調理方法、おいしい野菜の選び方を紹介します!
春菊にはβ-カロテンやビタミンB群が含まれています。β-カロテンはお肌の再生を助け、ビタミンB群の一種、葉酸はビタミンB6とともに幸せな気持ちにさせるセロトニンを作ります。
春菊は水溶性の栄養成分が多いので、生で食べるのがおすすめ。茎以外の葉が柔らかいため、塩を軽くまぶすと生サラダとしておいしく食べられます。
葉が青々としてピンと張っているもの、切り口がみずみずしいものを選びましょう。
ゴボウは食物繊維をたくさん含む野菜です。腸内環境が悪化して老廃物が溜まったままになると、肌荒れの原因になります。食物繊維は腸内環境を整えて、老廃物を排出し、お通じを良くする効果があります。
皮のまわりには食物繊維やポリフェノール、うまみ成分が多く含まれているため、皮は厚く剥かず、泥を落とす程度にしましょう。
泥つきのゴボウは水分が飛ばず、新鮮さが保たれているのでおすすめです。
冬の時期のほうれん草は夏採れのほうれん草よりもコラーゲンの生成を助けるビタミンCが3倍以上!ほうれん草にはβ-カロテンやビタミンEも含まれているので、美容に効果的な成分ばかりなのです!
せっかくの栄養が溶け出さないようにサッと茹で、サッと引き上げることがポイントです。
根っこが太く赤いほうれん草は、栄養をぐんぐん吸って成長した証です。葉や茎がイキイキしてピンと張っているものを選びましょう。
「冷凍保存すると栄養はなくなる?」「野菜ジュースで栄養は摂れるの?」
知っているとためになる、野菜の疑問にお答えします!
美容のためには、毎食食べてこまめに栄養を補給する
必要があるので基本的にはいつ食べても効果的です。特に美容に毎食欠かせないビタミンCなどの栄養素はお肉や穀物からは摂れないため、野菜を意識的に摂る必要があります。
しかも、ビタミンCは水溶性なので2~3時間で効果が激減してしまうのです。
そのため毎食摂りたい栄養素の一つですね。
解凍時にドリップによって栄養の損失が大きくなります。
ゆっくりと凍らすと氷の結晶が大きくなり、ドリップの原因となるため、なるべく急速に凍らせることが重要です。
市販冷凍野菜は栄養価の高い旬野菜を急速凍結しているものも多いので、フレッシュな野菜が摂れない時に上手に活用しましょう。
★冷凍庫内の温度を下げることがポイント!
■家庭保存の方法
使い切れないときは、新鮮な状態で早めに冷凍
保存袋に入れたら薄く平らにし、熱伝導率のいい金属トレーの上にのせる
保冷剤を上にのせ、両面から冷やす
やはり新鮮な野菜を丸ごと摂るのが一番!どうしても時間がないときは、手作りジュースで補給するのも良いでしょう。市販されている野菜ジュースは糖質が多いため、注意が必要です。野菜ジュースにすると、時間とともに減少しやすいビタミンCや、繊維質を除いたものでは食物繊維も減少します。
ジュースの中ではトマトベースの糖質が少ないものがおすすめ。
トマトに含まれるリコピンは、ジュースなどに加工することで吸収率が高まります。
少量でも効果的に栄養が補給できる食材のこと。沢山摂らないと効率よく栄養が摂れないものと組み合わせ効果的に栄養を摂る“現代版薬膳”のような考え方を“パワーフードスタイル”として提唱しています。
食事量が減りがちなダイエット中の方や野菜嫌いの方は、栄養が不足し身体やお肌がダメージを受けやすくなります。そういう人にこそ、少量でも栄養が摂れるパワーフードはおすすめです。
(例えば、冬の旬の芽キャベツはキャベツの4倍のビタミンCがあり!)
オススメパワーフード:パプリカ、ミニトマト、ブロッコリー、ピーマン
岸村 康代 シニア野菜ソムリエ/管理栄養士
”目的に合わせて効果的に栄養を摂る”というパワーフードスタイルを提唱。ビューティーフードトレーナーとしてカウンセリングを行うほか、商品開発、講師、テレビ出演・雑誌など多方面で活躍。10kg、20kgというダイエットも健康的にサポート。
日本野菜ソムリエ協会ビューティーフードプログラム
http://beauty-food.jp
岸村康代オフィシャルホームページ
http://power-food.jp
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【クーポン番号申請期限】2014/12/30(火)
【講座お申込み期間】 2014/11/4(火)~2015/1/9(金)
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※年末年始の対応について
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2015/1/6(火)以降順次回答させて頂きます。