美容師が就職や転職活動する際に、まず取り組むべきこととしては履歴書の作成になる方が多いかと思います。
履歴書の内容としては経歴や資格等を書くのはもちろんですが、多くの人が書くのに時間をさくのが志望動機ではないでしょうか?
志望動機は人それぞれの為、書くのが難しく悩みやすい項目でもあります。
この記事では美容師の就職や転職で志望動機の中で必ず入れたいより具体的に大事な要素を解説していきます。
志望動機に必須の2つの要素について
まず結論からお伝えしますと、志望動機には2つの要素が必須です。
下記の2つの要素を意識すると格段にイメージが湧きやすいと思います。
どんな美容師を目指しているのか?
志望動機に必ず必要な要素としては、まずは「どんな美容師を目指しているのか?」をより具体的にかくことです。
例としては以下を参考にしてみてください。
- 月間個人売上を100万以上つくる美容師を目指しています
- 2022年の〇〇コンテストで優勝し、実績のある美容師を目指しています
- 将来店長やマネージメントをし、経営のできる美容師を目指しています
美容師といってもキャリアプランは人それぞれです。
プレイヤーとして輝くことを目的にしている方もいれば、経営者を目指す方もいるので、まずは自分が目指すべき方向をできる限り具体的に書くことをオススメします。
なぜこの美容室(企業)を志望したのか?
「どんな美容師を目指しているのか?」をより具体的にイメージしたところで、次になぜこの美容室(企業)を志望したのかを具体的に書く必要があります。
- 特に企業側は自身の企業風土にマッチしているのか?
- 企業の理念等を理解しているのか?
- 労働条件はあっているのか?
上記のようなことを意識することで、採用担当者や人事の方の選考基準に当てはまるのかがはっきりするため、履歴書での選考を通過する確率を高めることに繋がります。
NGな志望動機も存在する
志望動機には2つの要素が必須とお伝えしましたがイメージは湧きましたでしょうか?
それとは逆にアピールしない方が良い要素も存在します。
こちらの要素を把握することでより企業へのアピールである志望動機の内容を精査できます。
給料や待遇がメインになっている
特にありがちな志望動機のひとつが給料や待遇面で選んだことを伝えてしまうことです。
もちろん働く上でも、雇い主の視点でも大事な基準ではありますが、「履歴書」イコール「最初の接点」であることが多いため良い印象にならない可能性が高いといえます。
もちろんインセンティブ制度を推している企業や、営業職が強いことをアピールしている企業の場合は例外になるかもしれませんが、ほとんどの企業は履歴書では「仕事に向き合う姿勢」を重視していることが多いということを忘れないでください。
仕事に対しての熱意が伝わらない
熱意を伝えるのはとても難しいことに感じるかもしれませんが、熱意が伝わらないワードをいれないことで回避することができます。
例としては以下となります。
- 研修が充実している思ったから
- 挑戦したいと思っている
- 残業が少ないことを魅力に感じたから
少し大げさな例を上げてみましたが、共通事項としては「主体性」がある内容では無い点です。
「研修が充実している思ったから」や「挑戦したいと思っている」の場合は自ら学ぶ姿勢が無いように捉えられる可能性があります。
また「残業が少ないことを魅力に感じたから」の場合は、時間内に仕事を終わらせられるかは本人の課題である為、こちらも「主体性」が無いように感じる可能性が高いので避けるべきです。
まとめ
美容師の志望動機の書き方のポイントをお伝えしました。
美容師の就職や転職で志望動機の中で必ず入れたい、より具体的に大事な要素があることと、逆にアピールしない方が良い要素を紹介しました。
履歴書を書くことは転職や就職の第一歩となりますので、しっかりと自身の動機を伝えられるように志望動機を書いてみてはいかがでしょうか。