多くの人に経験のあるダイエット。ダイエット方法には様々なものがありますよね。しかしそのダイエット方法、あなたに合っているでしょうか?そもそもあなたにダイエットは必要なのでしょうか?女性には痩せすぎによるリスクもあります。自分の適性体重を知ることで、女性らしさを保った、健康的な美しさを手に入れましょう!
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目次
あなたはダイエット経験がありますか?
あなたはダイエットをしたことがあるでしょうか?
女性なら多くの人が1度は経験があったりしますよね。
朝バナナダイエットやきゅうりダイエットなど、とにかくひとつの食材を食べて行うものや
糖質制限ダイエットや断食ダイエットなどの何かを制限して行うもの。
色々なダイエットが巷には溢れています。
しかし、あなたの選んだダイエット方法はあなた自身に合っているでしょうか?
そもそも、あなたは本当にダイエットをする必要があるのでしょうか?
あなたがダイエットをする理由は?
痩せたい
異性からモテたい
健康になりたい
周りからの視線が気になる
綺麗になりたい
など、人それぞれ色々な理由があるかと思います。
しかし、あなたは自分の適正体重がどのくらいかを知っているでしょうか?
適正体重を調べると、自分の今の体重が身長に対して軽めなのか重めなのか、そして本当にダイエットを必要とする体重なのかといったことが分かります。
適性体重の求め方
自分の適正体重を調べることが出来る指標に「BMI」というものがあります。
BMIはBody Mass Indexの略で、体格指数のことを指し、国際的にも肥満度を表す指標として用いられています。BMIの算出方法は以下の通りです。
≪BMI算出方法≫
BMI= [体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
計算式は世界共通となっていますが、肥満の判定基準は国によって異なります。
こちらが、日本の基準です。
計算してみて、あなたはどうでしたか?
日本肥満学会では、BMI22を標準体重(理想体重)とし、最も病気になりにくいと定義しています。
そして、この値と身長から自分の標準体重を求めることが出来ます。
そして、この値と身長から自分の標準体重を求めることが出来ます。
≪標準体重算出方法≫
標準体重(kg)=[身長(m)の2乗]×22
思っていたより自分の標準体重が重かったという人もいるのではないでしょうか?
日本の基準ではBMI18.5~25未満が正常、BMI25以上になると肥満とみなされ、糖尿病、脂質異常症、高血圧症などといった生活習慣病のリスクが高まると言われています。
しかし、BMIが低ければ良いのかというとそうではありません。BMI18.5未満の痩せすぎでも健康に問題が生じる可能性があるのです。
痩せすぎによる健康のリスク
痩せすぎの人は筋肉量や脂肪が少ないため、血流が悪くなることで冷え性や肩こりになりやすい傾向があります。
また、女性ホルモンのバランスが乱れやすくなることで、生理不順や無月経などの不調を起こしたり、将来的に婦人科系の病気や不妊に繋がる恐れも。
痩せすぎによるリスクは自分自身だけに留まりません。妊娠・出産時に母体が痩せすぎていて栄養不足だと、生まれてくる赤ちゃんが低出生体重児(2,500g未満)になる可能性が高くなります。そうすると、その赤ちゃんは将来成長した時に生活習慣病になりやすいと言われているのです。
人それぞれの体格などの個人差は考慮されていませんが、簡単に適性体重を調べられるBMIを用いて、一度自分の身体が本当にダイエットを必要とするのか、それ以上ダイエットをして痩せすぎにならないか、一度振り返ってみてください。
健康的な体型を保ち、女性らしく
“ダイエットは辛いもの”
そう思いながら、無理にダイエットを続けていませんか?
過度なダイエットにより痩せすぎになってしまうと、身体の不調が生じるだけでなく、女性の人生に大きく関わる妊娠・出産にまで影響が表れてくる可能性があります。
今より良い自分になりたい、その想いで頑張っているのに、ダイエットのせいで心や体がボロボロになってしまっては意味がありませんよね。
無理なダイエットをするのではなく、自分の標準体重に合った健康的な体型を保つことで、女性らしい美しさを手に入れましょう!