インナービューティーでは、できるだけ体内の炎症を抑える生活習慣を作ることがスタートとなります。
そこで今回は、食と栄養の専門家である管理栄養士がインナービューティーの実践方法を紹介します。
目次
朝一の水分補給
それにも関わらず、わたしたちは一晩でコップ1杯程度の汗をかいています。
起きてすぐに水を飲む習慣をつけましょう。
これは単純に水分補給というだけでなく、腎臓の働きを助け、身体のめぐりを促す効果も期待できます。起き抜けに少なくとも250ml程度の水を飲む習慣をつけると良いですね。
日光浴
現代人は日光の量が不足しがちなので、特にデスクワーク・テレワークが中心の方は要注意。最低でも1日10分は外に出て陽の光を浴びる時間が必要です。もちろん、日焼け止めは忘れずに!
参考:Goodreads/The Vitamin D Solution: A 3-Step Strategy to Cure Our Most Common Health Problem
深い呼吸を意識
マインドフルネス瞑想の時間を設けるのも本格的でおすすめですが、まずは気負わず、深呼吸から始めてみましょう。呼吸のコツは深くしっかり「吐く」ことから。最初に息をすべて吐き切ってしまえば、深い呼吸が自然と行えるようになります。
参考:HuffPost/Just Breathe: Building the case for Email Apnea
フィットネスレベルを高める
だからと言って激しいエクササイズが必要なわけではありません。重要なのは「定期的」な運動です。
軽いウォーキング程度で十分なので、できれば1日8,000歩、健康なカラダを維持するために最低でも5,000歩は動くようにしましょう。10分間歩くと1,000歩程度になるので、休憩中や買い物のついでに、こまめに歩くだけでもOK。ぜひ息抜きに日光浴や深呼吸をしながら歩いてみましょう。
参考:Goodreads/Move a Little, Lose a Lot: New N.E.A.T. Science Reveals How to Be Thinner, Happier, and Smarter
肌や爪の若返り食品を摂る
イキイキした肌と爪を保つため、主に必要な栄養素は以下です。
・タンパク質
・亜鉛
・鉄分
・ビオチン
これらは赤身の肉や魚、貝類、ナッツ類、卵の黄身、レバーなどから効率よく摂ることができます。一方で、全粒粉パンやパスタ、玄米といった食品は、亜鉛と鉄分の吸収をブロックします。
赤身肉を増やし穀物を減らすことで一気に肌質が変わるケースも多いです。爪も肌もタンパク質から出来ているので、不足しないようしっかりと補いましょう!
加工食品を減らす
いくら体に良い食品を取り入れても、腸内環境を悪くするものを減らさなければ、なかなか改善は見込めません。「悪いものを減らし、良いものを取り入れる」はセットで行いましょう。
サプリメントと上手に付き合う
おすすめは紫外線対策として有効な「ファーンブロック」という種類のサプリメント。通称「飲む日焼け止め」といわれ、ポリフェノールの抗酸化パワーで肌や爪の乾燥を防ぎます。
品質の良し悪しもあるため、取り入れる製品もきちんと厳選することが大切です。
参考:PubMed/Anapsos (Polypodium leucotomos) modulates lymphoid cells and the expression of adhesion molecules
充分な睡眠時間を確保する
また寝る直前までスマートフォンやPC、TVからブルーライトを浴びる行為も睡眠の質を下げてしまいます。就寝1時間前にはスマホは置いて。部屋の明かりを暗めにして、深呼吸やストレッチを行う時間にするのがおすすめです。
参考:National Library of Medicine/Exposure to Room Light before Bedtime Suppresses Melatonin Onset and Shortens Melatonin Duration in Humans
まとめ
心にも体にも余裕を持てるよう、心地よい習慣を少しずつ取り入れて身体の変化を楽しみましょう!