脱毛が一般化してきた現在、子どもに脱毛を受けさせようと考える保護者の方が増えています。確かに子どものうちから始めた方が脱毛効果は高いといわれていますが、そこには危険も潜んでいるのです。この記事では、実際にあったトラブル事例をもとに、キッズ脱毛で起こり得る危険や安全な脱毛サロンの選び方をご紹介します。
目次
キッズ脱毛は何歳からできる?
ただし、近隣のサロンで受け入れ可能だからといって、脱毛を始めるのは何歳でもよいわけではありません。あまりにも幼いうちに脱毛をしてしまうと、時に危険を伴います。子どもは肌も成長途上で皮膚が薄いので、大人よりも外部刺激に敏感だからです。また、皮膚には身体を守るバリア機能が備わっていますが、子どもはバリア機能も未熟なので脱毛による肌トラブルも起こりやすい傾向にあります。
加えて、幼いうちは毛が生えてくる位置が分からなかったり、毛の周期が乱れやすかったりするので、脱毛による効果を実感しづらいです。毛が細くて柔らかい方が脱毛卒業までの期間は短いという認識が一般的ですが、子どもの場合は必ずしもそうとは限りません。成長するにつれて毛量が増えてくるので、早いうちに脱毛を始めることでかえって脱毛にかかる期間や費用がかさんでしまう可能性があります。
このような理由から、キッズ脱毛を始めるのであれば第二次性徴を迎えた後の方が望ましいでしょう。とはいえ、それでも早いうちからキッズ脱毛を始めさせたいと考える保護者の方もいると思います。その場合は、なるべく子どもにとって負担にならない脱毛を選ぶことが大切です。
キッズ脱毛で気をつけたいトラブル
熱さや痛みを感じやすい
医療脱毛やワックス脱毛ならなおさらです。子どもによってはその経験がトラウマになり、脱毛に行きたくないと言い出すことも考えられます。そうなると途中解約せざるを得ません。途中解約だと解約金が引かれるので、払い戻しができたとしても返金額は一部になってしまいます。
施術後にダメージを生じやすい
帰宅後に肌トラブルが生じた際のケア方法や、皮膚科にかかった場合の受診料は負担してくれるのかといった保証面については、契約前によく確認しておくことをおすすめします。
火傷や毛嚢炎の危険が高い
また、火傷の場合はとにかく素早い処置が重要です。処置が遅れたり、火傷の程度がひどかったりする場合には何年も痕が残ってしまうかもしれません。しかも、火傷や毛嚢炎になってしまうと、治っても色素沈着が起きてしまう可能性があります。そうなると脱毛も受けられなくなるので、施術実績や万が一の対応がしっかりしている脱毛サロンを選びたいですね。
脱毛の効果を感じられない
また、子どもはプールの授業や外遊び、スポーツクラブでの活動などによって日焼けしやすい環境にいます。現在主流となっている脱毛方法では日焼けしていると施術を受けられないので、日焼けが薄れるまでは脱毛できず、サロンへ通う期間が長期化するケースも考えられるでしょう。
未成年者による勝手な契約
ただし、ある程度の年齢になると子ども自身が同意書を作成し、親権者の箇所までサインや捺印をしてしまう可能性があります。その場合、民法第5条で保証されている「未成年者契約の取り消し」は適用されません。後から保護者の方がそれを知り、契約の無効を主張したとしても破棄することは不可能です。
このような事態を避けるためにも、子どもに脱毛をしたいと言われたら理由や検討中のサロンについて話を聞いてあげてください。そのうえでダメだと判断したのであれば、なぜダメなのかまで子ども自身が納得できるように伝えてあげることが大切です。
キッズ脱毛に適したサロンの選び方
- 子どもに対しても接客が丁寧
- キッズ脱毛に関するよい口コミがある
- 自身の子どもと同年代以下の顧客が一定数いる
- 出力の切り替えが可能なマシンを導入
※子どもでも安心できる機能性を有しているかどうか - メリットだけでなくリスクも事前に説明してくれる
- 途中解約やトラブルへの対応が明記されている
沖縄県沖縄市近辺でキッズ脱毛を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。