2015年7月29日 更新

腸の疲れが性格まで変える?腸を元気にする食習慣とは

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松下大山

「ストレスでお腹が痛くなる」のは有名ですが、実は「腸が弱るとストレスを感じやすくなる」というのはご存じでしたか?
例えば、腸の緊張が心も緊張させて些細なことが頭から離れなくなったり、腸の緩みが疲労感を招いてネガティブ思考へ、また腸の溜まりから気分が不安定になることも。そんな心を弱らせる不腸を美腸に変える簡単な腸活方法についてご紹介します。美腸習慣で腸から心を軽くしてあげて下さいね。

腸の疲れが性格まで変える?腸を元気にする食習慣とは

朝食をしっかり食べて排泄リズムを整える

最近は朝ごはんを食べない人も増えているようですが、食事が腸に入ることで結腸反射が起こり排泄を促すので、朝ごはんを食べない人ほど排泄リズムを乱して習慣性便秘を招きやすくなります。
また、一日の活動を始めるエネルギーが一番欲しい朝の時間に栄養が入ってこないと、身体は夜に食べた栄養を蓄えるクセが出てきます。つまり、朝ごはんを食べない人ほど太りやすくなるんです。

美腸ポイント:朝から食欲が出ない人は夕食を軽めにしましょう

本当に腸を休めたいなら「21断食」

最近は「腸を休める」という理由から食事を抜く人もいるようですが、栄養が入ってこない状態が何度も続くと、体は飢餓状態に備えて栄養を蓄えやすくなるので、やはり太りやすくなってしまいます。
でも実は、腸って寝ている間にちゃんと休んでいるんです。だから本当に腸を休めたいなら、21時までに食事を済ませて、ちゃんと毎晩休めてあげる方が良いですよ。もちろん食べ過ぎにも要注意。

美腸ポイント:どうしても夜遅くなるときは出来るだけ消化の良い物を。

たっぷりサラダで毎日、腸トレ

健康のために酵素を積極的に摂る人も増えていますが、実は普段から食べているサラダでも沢山の酵素を補給することが出来ます。
またサラダは次のような腸内環境を整える作用もあります。例えば、キャベツは「腸内老廃物を浄化」、パセリは「腸内腐敗を抑える」、トマトは「消化を促し便秘改善」、レタスは「神経興奮を鎮める」など、サラダ効果で腸トレして中からキレイを始めましょう。

美腸ポイント:冷えが気になる人は温かいスープを飲みましょう

お白湯で毎日、腸内(小腸)洗浄

小腸は食べ物の消化吸収をおこなう大切な臓器。その小腸が弱ると、腸壁に脂肪や食事カスも詰まりやすくなり、腸内腐敗の原因に。年齢とともに脂っぽいものが苦手になるのも腸の弱りが原因です。
そんなときは、お白湯を飲んで簡単腸内洗浄。温かいお白湯が腸壁に染み込んだ脂汚れを洗い流して、血液もキレイにするので、冷えや浮腫み、肌荒れの改善にも繋がります。また冷えたお腹も中からポカポカに。

美腸ポイント:珈琲・紅茶の飲み過ぎは不眠の原因、お白湯にチェンジ。

本気で美腸を目指すなら、毎日の生活を整えることが一番大切です

何か変わったことをした方が健康になれる、と思っている人も多いですが、本当は目先の変化を優先したり、目新しい方法を追いかけるよりも、自分の腸にかかる負担を見つけて、毎日の生活の中で、ちゃんとその負担を減らしてあげることの方が大切です。
あなたの腸は毎日、本当に頑張っています。そんな頑張る腸(あなた)へ、負担をかけない美腸生活を心掛けてあげて下さいね。

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この記事を書いたライター

松下大山

美腸セラピースクール
NPO法人健康増進技術協会 理事長
美腸セラピスト養成講座では声が枯れる程に腸の事を熱く語っています。

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